インタビュー03インタビュー時年齢:63歳(2016年2月24日)
再生時間:3:14 アップロード日:2016年06月27日
――今、その歯は、何本、ご自分の歯が残っている状態ですか。
えーとですね、入れ歯はないんですけれども、奥歯やら、えーと、前歯とか、などは接ぎ歯(つぎば)っていうんですか、クラウンがある。だから、まともな歯というのは非常に少ないと思います。なんかしらの治療をしてあると思います。…ですから数に関してはわかりませんが、かなり治療といいますか、まともな歯、歯が少ないということでご理解いただけたらと思います。
――(留学中に)イギリスでも抜かれたということですが。
抜きました。そして、それがかなり大きかったものですから、縫合したのを覚えてます。長い間縫合して、糸が、そのまま溶けちゃうやつだったのかもしれませんけども、縫合してあった時期が長かったですね。そして、あの、治療、むし歯の治療も相当致しました。もう常に痛くて、「あんたが来るときは、ほっぺたが腫らしてるときが多いね」っていうような、あの、イヤミというか、そういうふうに言われたことがあります、はい(笑)。
――イギリスにいらっしゃったのは何歳ぐらいのころ。
えーっと、私、23のときです。23から30近くまで、6年間と何カ月でした。
――抜くっていうのって、その昔もそうですし、そのときはまだ20代でいらっしゃったから、抜くっていうのをどんなふうに感じられたのか。
ああ、抜くということに関しては、やはり、「これ抜かなきゃ駄目だ」と向こうの先生が言ったときは、かなりショックでしたね。今まで治療はするんですけれども、抜いたことは、それまでは、乳歯の場合はね、結局こうやって、あのー、抜いて、そして屋根の上に乗せたらいいとか、枕の下に入れたらいいとかっていうようなことはあったんで、わりあいと、それはなんともなかったんですけれど。やっぱり永久歯を抜くっていうことに対しては抵抗はありましたよね。えーっと、今でもやはり抵抗はあります。
つい最近もかなり悪いところがありまして、これは駄目だっていうことで、抜歯致しました。それがまだ今ちょっとぼこっと空いていまして、えー、噛むのにはかなり不自由しているという状態で、どうしても柔らかいものとかを食べる感じですかね。炭水化物が多くなってるのが、ちょっとまずいことかなと。いわゆる繊維ものとか、肉とかっていうものが、ええ、歯がないと非常に不便です。えー、まだちょっと大きな、その、穴が空いていて、こうやって舌を動かすと違和感があるという、いつですかね、まだ10日も経ってないと思いますのでね。