インタビュー05インタビュー時年齢:79歳(2016年3月26日)
再生時間:2:20 アップロード日:2016年06月27日
東京の五反田のあたりで私、生まれまして。で、両親、親子、きょうだいで向こうで、あの、開業しておりまして。それで、戦争であの、ひどくなりましたもんですから、栃木県のほうへ疎開したんです。で、向こうでまた、東京をそのままにして来ましたものですからね。また向こうへ家を建てて、開業をして、向こうでやってました。私は結婚して○○(首都圏の地名)へ来たんです。主人になる方も、やはり、実家は歯科のほうをしてましたんで、その関係で一緒になりました。だから、親戚、周り、みんな歯科なんですね(笑)。私も、だから、別に、そうですね、ほかの世界を知らないできましたから…、あの、ずっとこんなことです。
――「ガリガリするのを怖いから行かない」とか、「ちょっとでも後延ばしにしよう」とか、全然、そういう抵抗感っていうのがないですかね。
うん…。うん、別にないですね。…どんなことやるかなんかは、分かってますからね。
――もう、ご主人さまの治療とか、お父さまの時からご存じなんでしょうけれども、歯の、「今、こういうふうに痛くなったら、どういうことをするんだ」って。
ああ、分かります。ええ。だから、「このぐらいならこうだ」とか、これは分かりますからね。
――あまり怖いことはない。
ええ、怖いこと、怖いことないですね。