インタビュー12インタビュー時年齢:40歳(2017年2月27日)
再生時間:03:14 アップロード日:2017年12月04日
ただ、あの、先ほど申しましたように、初期むし歯だって言われて、実はむし歯ではなかったっていうこととか、あとは、健診の、その意味っていうのが、感じられないと、思うことがありまして、最近では無料券も使わないまま余ってしまうようになりました、はい。
――それは何で感じられないんでしょう。
そうですね、健診っていうのは、あの、むし歯を発見するっていうのも、1つ目的だと思うんですが、むし歯になったらなったで、なぜなったのかとか、この先どうしたらいいのか、どうすれば、あの、もっと深いむし歯になったり、他の場所にもむし歯ができるのを防ぐことができるかっていうのを、教えるのが健診の意義ではないかと思うんですが、「あー、これは初期むし歯です」って、終わりだったので。
――その、初期むし歯っていったときには、治療は必要だとかは言われなかったんですか。
そうですね、あのー、今のところは削らなくていいけれども、あのー、このままこう、穴が開いていっちゃったりするようなら削るかもしれないっていうふうに言われました。で、どうしてこういう、あのー、状態になったのかとか、どうすればそうやって削らなくて済むようになるかっていうことに関してはアドバイスがなかったんですね。聞けば良かったのかもしれないんですが、はい。
磨き方や食生活とか、あと家庭環境なんかを、――一方的にこう、それも、情報を与えられるんでなくって――一緒に考えていくっていう感じになれば、いいのではないかと思います。
やっぱり私もそうだったんですが、下の子が生まれると、ちょっと、下の子にかかりっきりになってしまって、上の子にこう、歯磨きが十分でなくなったり、あとは保育園に預けることになったので、やっぱり食生活も変わりましたね。そういうことで何かあの、何かがこう、歯に出てくるっていうか、そういうサインが、出ることがあるっていうことを知ったので、そういったことをこう、一緒に探っていくっていう場になる、健診が探っていく場になればいいのではないかと思います。
――するとやっぱり、そのー、えー、理想的な、えー、そのー、健診っていうと、そのー、お母さんのほうからも情報をちゃんとこう、提供してっていうか。
そうですね、はい。信頼してこう、情報を提供して一緒に考えて、じゃ、あのー、このように、あの、していきましょうっていうふうに…一緒に伴走するというか、はい。はい。