インタビュー12インタビュー時年齢:40歳(2017年2月27日)

#01 次女が歯科検診で「初期むし歯ですよ」と言われ、自分で歯を磨けない子どものむし歯は自分の責任だと思い、母親失格でないかと動揺した

再生時間:01:56 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

島の歯医者さんで、何か、そうですね、歯科健診、自治体の歯科健診に行ったときに、無料券っていうのを渡されるんですね。それで、まあ無料ならということでこう、年に何回か歯科にかかっていたんですが、そのときに、「ああ、これは下の歯が初期むし歯ですよ」っていうふうに言われました。

初期むし歯と言われまして、もう大いに動揺してしまいまして、それでもともと、ちょっと話はそれるんですが、都内の、健診を専門に診ていらっしゃる先生にも診ていただいたんで、早速「島の歯医者さんにこう言われたんですが」っていうふうに、相談したんですね。そしたら、「まあ、早速診せてください」という話になりまして、診ていただいたんですね。そしたら、「これは初期むし歯ではありません」で、「歯石です」というふうにおっしゃっていただいて、「やっぱり、ああ、むし歯ではなかったんだ」って、はい、安心しました。

そうですね、やっぱり子どもはまだ自分で歯を磨けないので、磨いたとしても、その、不十分だと思うので、やっぱり、「ああ、私の責任じゃないか」っていうこと。あの、「下の前歯、下の前歯はそんなむし歯になりにくいはずなのに何で?」っていう思いと、やっぱり、あの、「母親として失格なんじゃないか」って、「子どもをむし歯にさせてしまったんじゃないか」っていうことで、ちょっと動揺しましたね、はい。

プロフィール

インタビュー12
インタビュー時年齢:40歳
(2017年2月27日)

関東地方の離島在住・2歳と4歳の女児の母。公務員だが現在は育休中。子育てがしやすい環境に引かれて、同じ職種の夫と離島に転勤。2人目の子どもが1歳7か月のとき初期むし歯といわれ、大いに動揺した。自身は若くしてむし歯と歯周病で複数本の歯を失いインプラントにしていることから、子どもには同じ思いをさせたくない。歯は自己イメージと直結し、人の尊厳にかかわる部分だと思うので、歯科健診ではむし歯を発見するだけでなく、生活の見直しにつながるようなアドバイスが欲しい。