インタビュー10インタビュー時年齢:44歳(2017年1月23日)
再生時間:03:21 アップロード日:2017年12月04日
歯医者さんでガムを勧められました。それは、子どもはかむ力があまりないというか、かまずにご飯を飲んじゃうから、できるだけかむと、歯にはやっぱりいいっていうことで、娘は多分あまりかまないで、ご飯を食べているのもあり、ガムを勧められたんですけれど、ガムというのはいろんな、もちろんキシリトールを使っているので、歯にはいいんだけれども、歯にいいだけで、体全部にとっての安全性とか、そういうのを親としては、その子ども全体を見ているので、歯だけに良かったら、歯は他の方法でもしかしたら歯磨きなり、ご飯をかむとか、硬いものを作ってそれ、絶対かませるっていう方向にしたいけれど、何か…うーん、体にとっても安全で、歯にもいいとかっていうのが何かあったらいいなって私は思ったり。それぞれに、そこにだけいいのではなくて、その子全体のことを考えて、これだったら大丈夫っていうのをお医者さんには勧めてほしいなあと思います。
フッ素ももちろん、もしかしたらむし歯だけは予防するかもしれなくて、もちろんフッ素くらいの添加物だったら、むし歯になることを考えたら、もしかしたらいいかもしれないと思って塗るかもしれないけれど、やっぱり、その、自然なものではないものを体に蓄積する(*)ということを考えた時に、親としては、その子に、もしかしたら影響はないかもしれないけれど、何か影響があった時に、これをしちゃったからかもしれないっていう気持ちになるのは、ちょっと避けたいというか。体にも大丈夫だし、歯にもいい。で、フッ素がもし、体にちょっとでも悪いんだったら、フッ素をしないで他のことでカバーできるような歯にすることを、私はしたいなあと思います。
――やっぱり、こう、化学物質っていうか添加物的なものよりも、もともと人間が食べていたようなものっていう。
そうですね。例えば100年前の人間と、私たちの体って、ベースは同じなのに、何か今、新しいものがたくさん出てきていたりとか、子どももそうなんですけれど、新しい環境になってしまっているので、何かテレビゲームで遊ぶ、いろんな音が出るおもちゃで遊ぶって思っていても、子どもっていうのは100年前と変わらない体をしているわけだから、何かそういう部分で、一番大切なところっていうのをもうちょっと大事にしながら生活できたらいいなあとは思います。
*フッ素はフッ化物として、海水や土、河川水、湧き水や井戸水など自然に広く存在し、植物や動物、人間の体の中にも含まれています。人間を含む動物は、水や食べ物から日常的にフッ化物を摂取し、吸収、代謝、排せつする仕組みを備えていますので、むし歯予防に用いられる低濃度のフッ化物は安全です。