インタビュー10インタビュー時年齢:44歳(2017年1月23日)

#03 自分は治療していない歯がないくらいなので、娘の歯は大事に磨いてきた。それでもむし歯になりショックだったが、完璧はありえないので治療が必要なら受けようと思った

再生時間:02:47 アップロード日:2017年12月04日

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インタビュー

私がこれだけ娘に、歯は大切にしてほしいって思うのは、私自身があまり歯の状態がよくなくて、ほぼ治していない歯がないくらいなんです。なので、そんな思いを娘にさせたくないっていうのもありまして、歯については小さい時からきちんとしたいなあというふうに思いました。

――ご自身が、そのー、歯が弱いというか、それはどういう理由とかって、何か心当たりのこととかありますか。

そうですねえ、小さいころに、歯磨きをしませんでした(笑)。なので、多分、汚れが残っていたのと、あとは、そのー、歯の質も、もしかしたらむし歯になりやすい歯だったのかなあと思います。
というのは、それは今、夫と結婚をして、夫は歯が強いのか、ほんとにチョコレートを食べてそのまま寝てもむし歯にならず、1日1回、10秒くらい磨くだけなんですが、むし歯にならず。なので、もしかしたら歯の質もしくは、うーん、何でしょうねえ。家系なんですかねえ。何かその辺があって、私は歯が弱い…だろうなって。娘も私から生まれてきているので、もしかしたらっていうのがあって、大事に歯磨きしています。

やっぱり歯がないと、物をかめない、かめないっていうのは食べられないっていうことになるので、私の中で、歯は取り換えられない髪の毛と同じ、目と同じ、鼻と同じ、ぜーんぶ自分の体は取り換えられないっていうふうに思っているので、できる限り、できることはして、それでも無理だったら治したらいいんだけれども、治さなくて済むんだったら、そのままきちんと自分のもので生活できたらなあというふうに思ってます。
 で、それもやっぱり、食べれることってとっても大事だし、食べないと体が作れないので、特に歯でかむっていうのは大事だなっていうふうに感じているので、うーん、悪影響というか、大事にしていきたいなあという気持ちがあります。
 で、もしそこでも、一生懸命やって、そこでむし歯になってしまったら、それはもう治療していただく。ただ、不必要な治療をせず、きちんと経過を診てくださるお医者さんと一緒に歩んでいきたいなあと思ってます。

プロフィール

インタビュー10
インタビュー時年齢:44歳
(2017年1月23日)

首都圏在住・5歳女児の母。アメリカ人の夫とシュタイナー教育の幼稚園に通う娘との3人暮らし。地方公務員として勤務したのちカナダに留学、帰国後いくつかの仕事についたが、出産後は育児に専念。娘が3歳を過ぎたころ、滞米中にむし歯が見つかり、現地の歯科医を受診。ガスで眠らせてまで削る治療方針に納得できず、そのまま帰国したところ、日本では治療不要と言われ、前歯はそのままで、5歳になって奥歯にできたむし歯を治療した。