8020とは

なぜ8020か?

“8020”は“ハチ・マル・二イ・マル”と読み、 「8020運動」とは“80歳になっても20本以上自分の歯を保とう”という運動です。
1989(平成元)年、厚生省(現・厚生労働省)と 日本歯科医師会が提唱し、 自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきました。
なぜ、あえて8020という数字を掲げたのか、 その理由は…… 智歯(親知らず)を除く28本 の歯のうち、 少なくとも20本以上自分の歯があれば、 ほとんどの食物を噛みくだくことができ、 おいしく食べられるからです。 つまり、 “高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょう” というのが、その主旨です。
8020運動は、1989年に当時の厚生省が「成人歯科保健対策検討会」で、提唱し、その後、普及のための様々な、取り組みが行われるようになりました。
この運動を、国民運動としてさらに発展させていくために、歯科に関係のある各種団体、企業の協力のもと2000(平成12)年12月1日、厚生大臣(現厚生労働大臣)の許可を得て設立されたのが「(財)8020推進財団」です。
また、新しい公益法人制度が2008(平成20)年12月1日に施行され、本財団は内閣府・公益認定委員会の認可を受け、2011(平成23)年4月1日より公益財団法人としてスタートしております。 (なお、8020運動の推進も影響し、2011年8月には、歯科口腔保健の推進に関する法律が制定されました。)
本財団のその事業活動は、8020運動の推進はもとより、 口腔と全身との関係に関する情報の 収集・提供・調査研究などを主な柱としています。

自分の歯が20本以上あれば何でもおいしく食べられるのよ。