インタビュー14インタビュー時年齢:72歳(2017年2月28日)
再生時間:02:17 アップロード日:2017年12月04日
――そもそもが経管、経鼻栄養をやめて、で、お口から食べるようにしようって決めたのは、そのー、食べたいっていうことのほうがあったからか、それともおなか壊してとっても大変だったので、あのー、そういう口から食べるほうに変えていくほうがいいって思われたのか、どっちですかね。
食べたいっていうのがあったから。
――ああ。ご自身で食べたい。
あのー、経管栄養なら栄養剤はいい匂いするんですよ。だけど、おなかに入ってっても味はしないのね。だから食べたいっていう気持ちはありましたね。
やっぱり、口腔ケアして、物が食べられるようにしてくれるっていう先生が少ないから、そういうのも、今の医学は、あの、内科までは治すけど、口腔ケアまではしてくれないとこが多いから、そういうのがもっと進んでったらいいなあと思います。
入院中に胃ろうの人も見てきましたけど、ほんとに、あの、(食事の時間になると看護師が)ケースにこんな、ぼちゃぼちゃぼちゃって入れて、そして行ってしまうだけなんですよね。で、「ご飯が食べたい、ご飯が食べたい」って言ってる人もいましたし。それが食べられるっていうことは、ほんとに大切なことなんだなあと思うから、もうちょっとこう、内科と口腔外科が何かもう少しこう、連携を取って、もうちょっと進んでったらいいと思います。