インタビュー02インタビュー時年齢:50歳(2016年2月22日)
再生時間:2:19 アップロード日:2016年06月27日
現状としては前歯が3本、いわゆる差し歯というものになっています。で、それが最初に差し歯になったのは、28歳のときなので、今から、うん十年前になると思います。
で、その、なくしたきっかけというのは、当時勤めていた会社の帰りに、帰り道に地下鉄の階段の所で、ちょうどヒールが階段にゴムが貼ってある所に、こうヒールの先が引っかかってしまったらしく、そのままバランスを崩して、階段の一番下まで転倒して、転げ落ちて、そのときに歯を折ってしまったということで。それで、歯をなくしました。
なくしたというか、その時点では、私元々歯並びが良くなくて、前歯が、こう、2本こう重なった状態(右手の甲の上に左手の甲を一部重ねるような仕草をする)の前歯になっていまして、その、上の方の歯が欠けて、下の方の歯はその衝撃で、ひびが入って、そのお隣の歯にも衝撃が伝わってひびが入ってということで、3本ともに、このままでは使えないという状態になってしまいました。うん、それで、その状態で使えないという事なので、治さなければということで、差し歯になったということなんですけれども、はい。
歯医者さんを選ぶのは、実はとても焦っていたので――当時、別に、どこの歯医者さんが、えーっと、なんだろう――当時インターネットってあったのかな。なかったかもしれ…あったかなかったかというタイミングだったということと、医療情報とか、美容的に美しい差し歯を作ってくれる所を探してやろうとかいう発想は全くなくて。っていうのは、歯を折った1カ月に結納が控えていて、これはとんでもないことになったと思いまして。まさか、あの歯が欠けた状態で結納の席に出るわけにはいかないので、早くなんとかしなきゃっていうことで、家から一番近いではないですけれど、知り合いの歯医者さんが近くにあったので、そこに駆け込んで、「結納に間に合うようになんとかして」っていう形で、やっていただきました。