8020読本 人生100年時代の8020 ~高齢者の栄養管理~

PART3低栄養を防ごう

低栄養予防のための食事の工夫

低栄養を防ぐ食事のポイント

食事は1日3回、規則正しく
食事を抜くと、1日に必要なエネルギー(カロリー)や栄養素が不足してしまいます。また、規則正しく1日3食とることで、生活のリズムが整い、胃腸の働きもよくなります。
1日2回以上、主食・主菜・副菜をそろえる
1食の中でさまざまな食品をとることで、栄養バランスがよくなります。
親しい人といっしょに食べる
できるだけ家族や友人といっしょに食事を楽しむ機会をつくりましょう。

主食・主菜・副菜のそろった献立例

食品群別摂取量の目安

4つの食品群をベースにした1日当たりの目安量です

食品群 目安量 1日当たりの
目安量
1群 乳・乳製品 コップ1杯 130g 250g
ヨーグルト1カップ 100g
チーズ1切れ 20g
2群 卵1個 50g 50g
魚介 魚介1切れ 60〜100g 60g
豆腐1/8丁 40g 60g
豆・豆製品 納豆1パック 40g 80g
3群 野菜・きのこ
(海藻類を含む)
普通の小鉢 60〜80g 350g
小さな小鉢 40〜50g
主菜の付け合わせ 20〜60g
汁の具 30〜50g
付け合わせ、小鉢、汁の具 じゃがいも1/3〜1個 30〜100g 100g
果物 そのままヨーグルトと一緒 バナナS1個 95g 100〜200g
みかん2個 180g
4群 穀類 ごはん茶碗1杯 150〜180g 350〜500g
食パン6枚切り1枚 60g
ゆでうどん1玉 150〜200g
パスタゆで 150〜200g
油脂 15g
砂糖 5〜10g