僕らの歯と未来の健康のために知っておくこと
小学校から中学、高校に進学すると、周りの状況も大きく変わって生活習慣が乱れがちになり、せっかく身につけた習慣を忘れちゃうことも。
右下の年齢別のむし歯数のグラフを見ると、中学・高校生の思春期以降に急速に増加しているのが分かるね。
加えて生活習慣と歯とお口の健康を調べてみると、意外な結果が浮かび上がってきたんだ。下のグラフを見て!生活習慣の乱れとむし歯やお口の健康は密接に関わっているんだね。





歯医者さんは心強い味方!
歯医者さんの歯科検診で
やってもらえることリスト

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むし歯のチェック
むし歯は、直接見えないところにできやすいもの。一度治療していても、そのそばに新たなむし歯ができることも。専門的な立場からむし歯をチェックしてもらおう!
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歯ぐきのチェック
あなたの歯周ポケットの深さはどのくらいか、歯肉に炎症はないか、チェックしてもらおう!
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ブラッシング指導
ハブラシ・デンタルフロスなどを使って、あなたに合った正しいみがき方を、歯医者さんで教わろう!
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歯垢をとる
自分で取りきれなかった歯垢は、むし歯や歯周病の原因となります。定期的に歯医者さんで歯垢を取り除いてもらおう!
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歯石をとる
歯石は年齢に関係なくつくので、自分で取り除くことは困難。定期的に歯医者さんでチェックしてもらい、歯石を取り除いてもらおう!
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歯科相談
むし歯や歯周病以外でも、歯医者さんは歯やお口の悩み事の相談にのってくれるよ。顎の痛み(顎関節症)、噛むこと(摂食)、など、気になることは相談してみよう!
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口の中の粘膜の病気チェック
口の中や舌、唇、口角などの粘膜にできる炎症(口内炎)には、口の中の環境に原因があるものと、全身的な原因があるものとがあるよ。定期的に歯医者さんで口の中の粘膜の状態をチェックしてもらおう!
目指そう8020 ―80歳になっても
20本以上の歯を保とう。
普段あまり意識していない歯やお口の健康。歯は食べ物を噛み、体にとり入れるためだけだと思っていませんか。
実は歯とお口の健康は私たちが生活を豊かにする上で大切な役割をになっています。
例えば、むし歯や歯の欠損で食事がうまく食べられない。スポーツをする時にうまくかみ合わせられず力が出ない。発音がしづらくコミュニケーションがとりづらい。など、歯が少なくなると私たちの生活の質が下がってしまいます。
自分の未来を豊かで実りあるものにするためにも、中学・高校生のうちからしっかりと歯みがきの知識を身につけ、お口の健康を守る。
「80歳になっても20本以上の歯を保つ」、8020運動で自分の未来を輝かせよう!