ブラッシングの基本技。
大事なのは基本!おさらいしてみよう!

さあ、ハブラシとハミガキの準備も働きも分かったところで、早速実践!

といきたいところだけれど、みがき方をマスターしないと、フッ素はうまく届かないかも。

まず基本的なみがき方の手順をおさらいしてみよう!

歯みがきの目的

歯みがきの目的の1つは歯に付着したプラーク(歯垢)を取り除くことです。

水に溶けにくく歯の表面に粘りつくプラークは細菌の塊でむし歯や歯周病の原因であり、

うがいではとることができません。

下で自分の握り方を確認したら「はみがきルート」を見てね!

ハブラシの使い方

ハブラシの使い方

  • ペングリップ
  • 基本的な持ち方。鉛筆を持つような持ち方で、歯面に合わせて細かい所をしっかりみがける。

  • パームグリップ
  • まとめてみがくみがき方。力がかかりやすく、効率的にみがく人向け。細かい操作は難しい。

みがき方POINT

  • POINT1 脇みがき
  • ハブラシをタテに持ち、脇部分を使いみがく。歯の側面や歯と歯の間などに効果的!

  • POINT2 つま先みがき
  • ハブラシのつま先部分(先端)を使い細かい所をみがく。奥歯や奥歯の間に効果的!

  • POINT3 かかとみがき
  • ハブラシを歯ならびに垂直にあてて、かかと部分(後側)を使ってみがく。前歯の裏側などに効果的!

決めよう!歯みがきルート!
(サンプルルート)

ナオミ先生

歯をみがくルートを決めておくと、みがき忘れがなくなるし、スムーズにできるの!
このサンプルルートはむし歯になりやすい奥歯からスタートしてるよ!

歯みがきルート図「前歯の裏側もこうすればよくみがけるのね。」

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE1

    上の奥歯の後ろ側は、口を閉じ加減にし、ハブラシを横に持ち替え、歯並びにあわせてみがこう。

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE2_4

    上の前歯の内側はハブラシを縦に持ち替え、「つま先」や「かかと」を使って先端の毛先を使おう。

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE3

    前歯の外側は、ハブラシを横に持ち替え、歯ならびに合わせてみがこう。

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE2_4

    奥歯の内側は口を大きく開いて、ハブラシをななめに入れてみがこう。

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE4

    下の前歯の内側は、ハブラシを縦に持ち替え「かかと」や「つま先」を使ってみがこう。

  • 歯みがきルート図
  • ADVICE4

    下の奥歯の外側は、口を閉じ加減にして、「わき」も使いながらハブラシを確実にあててみがこう。