CHAPTER7
セルフケアのポイント
歯垢を徹底攻略
ポイント①: 歯垢のたまりやすい場所を知る
歯垢のたまりやすいところを、重点的にていねいにブラッシングしましょう。
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歯と歯の間
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歯と歯ぐきの境目
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奥歯の噛み合わせ面の溝
- 歯と歯ぐきの境目を意識して、しっかりみがきましょう。
ポイント②: フロスや歯間ブラシを使う
ハブラシの毛先が届きにくいところ(歯と歯が接している面、歯と歯ぐきの境目など)は、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使って歯垢をしっかり取り除きましょう。
ポイント③: 鏡を見てチェックする
歯垢がついていないか、歯ぐきが赤く腫れていないか、歯と歯の間の歯ぐきがピンク色に引き締まっているかなどをチェックしましょう。
ポイント④: ハミガキ剤を選ぶ
ハミガキ剤には、殺菌作用のあるもの、フッ素配合のもの、歯垢を取り除く効果や歯垢をつきにくくする効果のあるものなどさまざまな種類があります。目的やお口の状態に合わせて選びましょう。特に、むし歯予防にはフッ素配合のハミガキ剤を使用することが大切です。
ケア用品の選び方・使い方
ハブラシ
ハブラシの種類はたくさんあります。自分に合ったハブラシを選びましょう。
歯間ブラシ
歯と歯のすき間をきれいにします。サイズ、形など、自分に合ったものを選びましょう。
デンタルフロス
ハブラシの毛先が届きにくい歯と歯の間に付着した歯垢を取り除きます。自分に合った使いやすいものを選びましょう。
歯みがきルートを決めておこう
サンプルルート
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❶上の奥歯の後ろ側は、口を閉じ加減にし、ハブラシを横に持って歯並びに合わせてみがこう。
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❷上の前歯の内側は縦に持ち替え、ハブラシの前後の先端の毛先を使おう。
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❸前歯の外側は、ハブラシを横に持ち替え、歯ならびに合わせてみがこう。
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❹下の奥歯の外側は、口を閉じ加減にして、横も使いながらハブラシを確実に当てる。