口腔機能発達不全症ってなぁに?

お子さんの食事で、こんなことありますか?

お子さんの食事・親の事情で、こんなことありますか?

チェック結果はいかがでしたか。 心当たりがある場合は、口腔機能の発達に支障が生じる可能性があります。
このような子どものお口に関する困りごとは、子どもの成長とともに解決していく場合が多いのですが、放っておくと問題が長期化し、口腔機能の発達が遅れたり、誤った動作を身につけてしまったりする場合もあるので、その傾向がみられたら早期に適切に対処することが重要です。

口腔機能発達不全症とは
口腔機能発達不全症とは、2018年に保険適用になった新しい歯科の病名で、18歳未満の子どもで、生まれつきの障害がないにも関わらず、食べる、話すなどのお口の機能が十分に発達していない状態を言います。
最近の調査では、10代の半分近くが口腔機能発達不全症の疑いのある症状を経験しているという結果が出ています。
その背景に、軟らかくてあまり噛まなくても飲み込める食べ物が好まれ、噛む力が発達しないということも言われていますが、本当にそうでしょうか?

お口の二大機能
『食べる機能』『話す機能』の発達は、
生まれたときから始まっています

お口の機能は乳児から始まり、体の成長に伴って発達していきます。
ここでは、口腔機能の発達不全のチェックポイントと対処法を紹介します。