地域歯科保健ＤＢ専門データ検索 ファイル年度 2001年 ファイルタイトル 口腔と全身健康状態との関連について 説明 演題：口腔と全身健康状態との関連について　〜８０２０データバンク調査を中心に、歯科保健にとっての意義は？〜 場所：東京都 主催：夏ゼミ（地域歯科保健研究会） 演者：安藤雄一（国立感染症研究所・口腔科学部） ファイル種類：パワーポイント 日程：2001.7.28 ---------------------------------------- ●内容 「よい歯で、よく噛み、よい体」 「よい歯で、よく噛み、よい体」のＥｖｉｄｅｎｃｅ 「よい歯」→「よく噛む」 「よい歯」→「よい体」？ 「よく噛む」→「よい体」？ 臨床疫学の方法論 「８０２０」に関する調査の進展 ８０２０データバンク調査の目的 調査地区と調査方法 現在歯数の分布（全国値：８０歳） 調査項目（概要） 全身健康状態に関する診査項目 結果の概要 歯のよい（２０歯以上 and/or よく噛める）人は、 生活の質（ＱＯＬ）が高い 活動能力（ＡＤＬ）が高い 身長が高い 体重が多い（痩せが少なく、肥満が多い） 目がよい 耳がよい 平衡能力、敏捷性が高い ＱＯＬ（フェイス・スケール） 老研式活動能力指標 銀行預金・郵便貯金の出し入れが自分でできますか 友達の家を訪ねることがありますか 視力と現在歯数の関係（８０歳） 視力と咀嚼能力の関係（８０歳） 開眼片足立ち・４０秒以上の者の割合現在歯数との関連 開眼片足立ち・４０秒以上の者の割合咀嚼能力との関連 今回の調査の問題点（口腔と全身の関連） 口腔と視力：考えられること 原因と結果の考え方 「エビデンス」の質からみた、「口腔と全身」 口腔と全身 栄養摂取と口腔との関連新潟ベースライン調査（70歳＋80歳） 高齢障害者の歯科治療とその障害に対する効果? 高齢障害者の歯科治療とその障害に対する効果? 誤嚥性肺炎と口腔ケア米山らの報告（１９９９） ? 誤嚥性肺炎と口腔ケア米山らの報告（１９９９） ? 低栄養の要因 身体的要因 急性または慢性疾患および症状 日常生活活動能力 服用状況 老化 社会・経済的要因 貧困 社会的孤立 心理的要因 孤独感 イベントによるストレス 北九州市・高齢福祉入居者に対する６年間の追跡調査（嶋崎ら： JDR, 2001/4） 健康日本２１の目的 壮年期死亡（早世）の減少 健康寿命#の延伸 痴呆や寝たきりにならない状態で自立して生活できる期間 生活の質（ＱＯＬ）の向上 口腔と全身の関係に関する仮説 新潟70歳・追跡調査（２年後）現時点における主な結果 歯科疾患が社会生活に及ぼす影響 歯科保健の推進と「口腔と全身」 情報の生産・流通と利用のｻｲｸﾙ 「口腔と全身」忘れはいけないもの フッ化物応用 （Fluoridation） 登録ファイル Ando_Natsuzemi20010728rev.ppt