地域歯科保健ＤＢ専門データ検索 ファイル年度 2000年 ファイルタイトル ミュータンス・コントロール２ 説明 臨床例臨床例=成人女性?級叢生動処1年9ヶ月= =成人女性?級叢生動処1年9ヶ月= 初診時(1996.05.12) 20y6m SOO 2000 付着の高いＭＳ菌群が観 察される。 上顎中切歯、下顎側方歯群の歯頚部に白濁が認められ カリエスリスクの高さが推定できる。 当時は、キシリトールの国内販売が認可されてなかった。そこで、ＭＳ菌群 の量を減らすために、フッ化第１スズジェルを1日１回使っていた。ＭＳ菌群 の減少はあまり認めなかったが白濁の進行は抑制されていた。SOO 2000 動処10ヶ月め動処10ヶ月め(1997.07.16) 21y8m (1997.07.16) 21y8m フッ化第１スズジェルの応用 フッ化第１スズジェル使用上の注意点フッ化第１スズジェル使用上の注意点 フッ化第１スズの影響と思われる歯・ブラケットへ の着色が目立ち、来院毎に丹念なポリッシングが 必要となる。 SOO 2000 これでは、 これでは、 歯の滑りが 歯の滑りが 悪い！ 悪い！ OK! OK! 保定1ヶ月め　保定1ヶ月め　(1998.07.04) 22y8m (1998.07.04) 22y8m 装置除去までは、チェックアップにリステリンを併用してもらう 初診時検査と比較してからあまり変化が 認められない。 動処終了後、キシリトールの応用動処終了後、キシリトールの応用 XyliFresh(100%Xylitolｶﾞﾑ)を1日5回食べるように指示 1ヶ月後 (1998.08.08) 2ヶ月後 (1998.09.10) 市販のXylitolｶﾞﾑを1日5回食べるように指示 SOO 2000 初診時検査と比較して付着性の弱いコロニーへ質的に変化していることに注目してほしい。 SOO 2000 New-2TONE（2色性の歯垢染色剤）の活用 バイオフィルムを見分ける方法バイオフィルムを見分ける方法 染色性が良くないので、たっぷりと擦りつけないよう に塗布するのがポイント 臨床的なキシリトールの効果の見極め方臨床的なキシリトールの効果の見極め方 口の中がさっぱりした感じになってくる。 New2-TONEを使い、歯垢の質の違いをみる。 SOO 2000 バイオフィルム 齲蝕病原性の高い歯垢 マイクロコロニー 齲蝕病原性の低い歯垢 査の数と画になる。個の歯く観検値のみに囚われる一的な指導々をよ察 しハイリスク部位を特定する目を養うことがもっとも大切である。 参考文献参考文献 武笠英彦　監修：齲蝕細菌の分子生物学−研究の成果と 展望．クインテッセンス出版，東京，1997 Trahan L, Bourgeau G et al. : Emergence of mulitiple, xylitol-resistant(fructose PTS-) mutans from human isolates of mutans streptococci during growth on dietary sugars in presence of xylitol. J Dent Res, 75 : 1892-1900, 1996 Trahan L, Moution C : Selection for Streptococcus mutans with an alterd xylitol tansport capacity in chronic xylitol consumers. J Dent Res, 66 : 982-988, 1987 Soderling E, Trahan L, et al. : Growth of xylitol-resistant versus xylitol-sensitive Streptococcus mutans in saliva. Acta Odont Scand, 56 : 116 - 121, 1998. SOO 2000 登録ファイル mutans-control02.pdf