スコットランド う蝕管理 ガイドライン を翻訳したもの。
詳細は WEBで 確認してください。
The Scottish Dental Practice Based Research
Network
スコットランド齲蝕予防プログラム(
http://www.sign.ac.uk/guidelines/fulltext/47/
Quick Reference Guide
http://www.dundee.ac.uk/tuith/Static/info/sign47.htm
スコットランド臨床研究ネットワーク機構. |
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クイックガイド |
6-16歳の永久歯虫歯の予防とケア
一次予防:発症前に子供の歯を守る. |
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虫歯は全ての人にできる ものではない。 虫歯ができる理由を知ろう。 |
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5歳児の9% 14歳では6%の子供が全虫歯の50%を占めている 一部の人が多くの虫歯を持つ。(ハイリスク者) |
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B |
虫歯リスク診断は、適切な歯科治療を受けるために、それぞれの人について提示のためにされるべきである.以下の要素が判明している |
リスク要素 |
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リスクカテゴリ |
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高いリスク |
低リスク |
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臨床の証拠 |
- 新しい虫歯がある |
- 新しい虫歯がない. |
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- 乳歯の抜歯(虫歯による) |
- 乳歯を抜歯していない |
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- 前歯が治療済み |
- 健全な前歯 |
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- 多数の治療歯 |
- 治療歯が少ない |
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- 大臼歯のシーラントが無い. |
- 虫歯治療後長年再発が無い |
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- 固定器具歯列矯正 |
- 大臼歯のシーラント |
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- 部分的な義歯、ブリッジ |
- 器具がない. |
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食事の習慣 |
- 頻繁な砂糖摂取 |
- 砂糖摂取が少ない |
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社会的要因 |
- 社会的な剥奪、貧困 |
- 社会的な裕福 |
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- 兄弟に虫歯が多い |
- 兄弟の虫歯が少ない |
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- 歯の病気の知識不足 |
- 口の病気の気づきがある |
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- 不定期な歯科受診 |
- 定期的歯科健診 |
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- スナック、菓子を良く食べる |
- 菓子を食べない |
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- 歯に関心が低い |
- 歯に関心が高い |
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フッ化物の使用 |
- フッ素を添加されない飲料水 |
- フッ素を添加される飲料水 |
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- フッ化物錠剤がない. |
- フッ化物錠剤の使用 |
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- フッ化物歯磨材がない. |
- フッ化物歯磨材の使用 |
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プラークコントロール |
- たまに, 効果のない掃除 |
- 頻繁で, 有効な掃除 |
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- 磨く場所、磨き方を知らない |
- 良い磨き方を知っている |
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唾液 |
- 量が少ない |
- 標準の量がある |
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- 酸を中和する緩衝能が低い |
-酸を中和する緩衝能が高い |
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- 高いS mutansと乳酸菌数 |
- 低いS mutansと乳酸菌数 |
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医科治療暦 |
- 長期服薬など治療がある. |
- 医学の問題がない. |
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- 身体障害 |
- 障害がない. |
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- 口腔乾燥症(放射線治療等) |
- 正常な唾液量 |
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- 長期の糖衣錠使用 |
- 長期薬物治療がない. |
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ハイリスク、ローリスクの 分類が明瞭でない人は ミドルリスクと考える |
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キー |
A |
B |
C |
推薦のグレードを示す. |
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良い判断基準 |
虫歯リスクが高い子供の一次予防 |
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行動変容 |
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A |
治療室では、常に歯の保健についての忠告、指導を個々の患者に提供されるべきである. アドバイスが非常に重要。 |
A |
子供は, 少なくとも1000ppmのフッ化物配合歯磨材をつけて、1日に二度歯磨きを行うきである. 歯磨材を吐き出したあと, 水ですすぐべきでない. 後うがいをしなくても良い 歯磨材を使う |
C |
甘ったるい飲食物消費を食事回だけに制限する必要性は強調されるべきである. |
B |
患者に対する食事の忠告は特定のキシリトール, 飲食物における非砂糖甘味料の使用を奨励するべきである. |
B |
できれば, キシリトールを含んでいる,無砂糖のチューインガムを使用するのが奨励されるべきである. |
B |
医師は可能であるときはいつも, 無砂糖の処方を処方するべきことで, 無砂糖の形式の非処方箋薬の使用を推薦するべきである. |
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歯の保護 処置 |
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A |
シーラントは虫歯リスクが高い子供の大臼歯の溝を埋めて、虫歯を予防するために適用され, 維持されるべきである. シーラント処置だけでなく、維持されているかの定期チエックが要る |
B |
シーラントの状態は定期歯科健診のときに、チエックされる. |
B |
レジンシーラントが使えないときのみ、グラスアイオノマーシーラントを使用する. |
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B |
ハイリスクの虫歯がある子供は、毎日フッ化物タブレット(1mgのフッ素を含む)の服用を考えるべきである. |
B |
ハイリスクの子供には、バーニッシュ(例えば, ヂュラペット)を4-6カ月ごとに適用する. |
B |
クロルヘキシジンバーニッシュも虫歯予防のオプションとして考えられるべきである. |
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一貫した予防メッセージは一般の健康管理専門家(保健婦など)によっても歯科専門家チームとともに提供されるべきである. |
二次と三次の虫歯予防 |
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二次予防: 初期段階で虫歯の影響を食い止める. |
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虫歯の診断 |
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A |
Bitewingレントゲン写真がお勧めである…診断には不可欠 |
B |
患者の虫歯リスクの診断により、追加のレントゲン撮影が必要となる. |
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虫歯の治療、管理 |
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咬合面虫歯 |
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A |
虫歯が象牙質に広がっているならば, 感染象牙質を取り除き、回復するべきである. |
C |
アマルガム修復は有効な方法であり、アマルガムが健康全般に影響を及ぼすという証拠はない. |
隣接面虫歯 |
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A |
予防ケア: 例えば, 定期的にフッ化物バーニッシュを塗る…隣接面虫歯がエナメル質に限局されるときには、削る治療ではなく予防ケアを行う. |
平滑面虫歯 |
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平滑面虫歯も エナメル質限局時は 隣接面虫歯に準じる |
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削る処置は、予防処置の後でなければ信頼性が乏しい。一次予防ケアは継続してこそ意味がある. |
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再治療 |
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B |
二次虫歯の診断は詰め物を削り取る前には、進行性であるかの診断が極度に難しい, . |
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詰め物の一部だけが失敗したと判断されるならば, 全てを取り替えるよりも部分的修理の方が好ましい. |
(C) スコットランドのIntercollegiate
Guidelines Network,
スコットランドのIntercollegiateによって推薦された国家の臨床のガイドラインに基づいて作成した.
ガイドラインネットワーク, エディンバラ王立医科大学