自分の歯とお口を守る基礎知識

研究協力施設から一例の紹介

要介護高齢者の口腔ケア実践

4ヶ月の口腔ケア介入によるカンジダ菌変化を調べる研究に協力していただいた要介護施設の中から、最も顕著なカンジダ菌減少効果の見られた施設の一例を紹介いたします。

要介護高齢者の口腔ケア実践

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協力施設での口腔ケア

某県社会福祉事業団が運用する特別養護老人ホーム。入居者70名。開設は昭和51年と古く、長い間地域の中でも中心的な役割を担ってきています。 平成12年の介護保険開始時から協力歯科医とともに取り組みはじめたのが口腔ケアの始まりでした。 できることから始めようと取り組み始めて5年、ようやく施設にいる職員全員の口への関心が高くなってきたそうです。

協力施設での口腔ケア

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介護施設での口腔ケアの取り組み

限られた時間とマンパワーで効果的な口腔ケアを実践している一例

介護施設と協力歯科医師の口腔ケアの取り組みにまず必要なことは、情報の共有でしょう。今回紹介した協力施設では施設内のパソコンに個人情報が記録されており、いつ誰が何をしてどういうことがあったかがわかるようになっています。これにより、定期的に訪問している歯科スタッフが状況を的確に把握し、適切な口腔ケアの指示が行えるようになっております。また、施設スタッフとのコミュニケーションも時間の無駄なくできています。
つぎに重要なのが、現場の環境作り。口腔ケアの現状と問題点をみんなで多角的に捉え、それをマネージメントする立場の施設長と協力して、よりよい現場の環境作りを目指しましょう。そのために、何をどう変えていけばいいのかを関係者でよく話し合う機会が必要になってきます。パソコンによる情報共有はこういう点でも非常に役立っています。

施設での口腔ケアマネージャー

※イラスト・素材の一部は、「イラスト工房」の素材を利用しています。

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要介護高齢者の口腔ケア実践

1日3回を毎日実施

朝の忙しい時間帯の人手を多くすることで、継続的に1日3回の口腔ケア実施を可能にしてきました。また、3回のうち最低1回は時間をかけて念入りに口腔ケアを行うように心がけているそうです。

口腔ケアの継続

まず、いまできることからはじめましょう。できることの毎日の継続が、口腔への関心を高め、理解を深めることから、そしてみんなの意識向上へと繋がっていきます。

スタッフのつながりを大切に

施設の中では、多職種の人々がそれぞれの役割を担っています。現場での要介護者を中心とした職種間のつながりを作ろうという意識が必要です。

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